【要約】DIE WITH ZERO ゼロで死ね

本記事がおすすめの人

・人生を豊かにしたい人
・いろいろな経験をしたい人
・お金の使い方に悩んでいる人

人生をもっと充実させたい・・

「DIE WITH ZERO」をおすすめします!!

・タイトル:「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」
・著者  : ビル・パーキンス
・発売日 : 2020/9/29
・出版社 : ダイヤモンド社

『DIE WITH ZERO』|内容解説

今しかできないことに投資する

今しかできないことに金を使う

本著で伝えたいのはこの言葉です。

金を無駄にするのを恐れて、やりたいことを我慢する。
貯金がたまってから行動する。多くの人がこのように考え行動を制限します。

人は必ず死ぬ。
それなのに私たちは、世界が永遠に続くような感覚で生きているのです。

60歳でスポーツを始めたり、旅行にいったりするのは身体的にもツラくなり、
十分な金を得たときには、すでにそれができない年齢かもしれません。

大切なのは自分が何をすれば幸せになるかを知り、
その経験に惜しまず投資することです


人生の充実度を高めるのは、「そのときどきに相応しい経験」なのです

ひたすら貯めても意味がない

人生は貯金額を競う戦いではありません。
それなのに一定のお金を手に入れた後も、もっと稼ごうとします。

自分、家族、友人、世の中に対して
いま何ができるかを考えることから目を背けているのです。

若いうちの経験は、その後の人生を大きく変えます。
経験の価値を軽視してはいけないのです。

一刻も早く経験に金をつかう

人生で一番大切なのは思い出づくり

あなたが誰であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年
さらには一生に一度の経験の合計によって決まります。

人生の最後に振り返ったとき、その合計された経験の豊かさが
どれだけ充実した人生をおくったかを図る物差しになるのです。

人生最後に残るのは、思い出です。
思い出さえあれば、人は誰でも人生の出来事を再体験できるのです。

今すぐ経験に投資しよう

経験を積むことは、早ければ早いほど効果があります。
早い段階とは「今」のことです。

あなたがの望む経験のうち、今日・今月・今年中に投資できるものはないでしょうか。

腰が重いと感じたら、「今」行動しないリスクを考えましょう。
一緒に経験したい誰かを思い浮かべてみましょう。

ゼロで死ぬ

ゼロで死ぬとは

ゼロで死ぬとは「死ぬまでに、金をすべて使いきる」ことです。

今味わえるはずの喜びを先送りにすることに意味はなく、
「経験を最大化」することこそが人生を最大限に楽しむ方法なのです。

人生で何を経験したいのか真剣に考えてください。
些細なものでも壮大なものでも、タダでも高価でも構いません。

とにかく有意義で思い出に残るものなど、
一度きりの人生で本当に何がしたいのかを考えましょう!

ゼロで死ぬことは怖くない

全てのお金を使い切るなんて「そんなの怖い」という意見や、
家族や子供に相続するので、金を残しておく必要があるといった反論もあります。

誤解しないで欲しいのは、将来のために貯金すべきでないとは言ってないです。
問題は必要以上に金を貯めることや、金を使うタイミングが遅すぎることです。

誰かに金を与える(相続する)のなら早い方がいい。死ぬまで待つ必要はないのです。

生活に必要な最低限の金を貯えれば不安はなくなります。
必要以上に貯金して、行動を制限するのはやめましょう!

仕事が好きだから問題

稼ぐために、人生の貴重な時間やエネルギーを使うべきではない。
そう言うと、「でも仕事が好きだから」と返す人がいます。
そのスタンスは決して否定しません。むしろ素晴らしいことです。

ただ、仕事に情熱がある人も「ゼロで死ぬ」ことを目指すべきなのです。

仕事に情熱をそそぎつつ、稼いだ金でたくさんの経験をすれば、
自分では気づかなかった新たな視野や考えが芽生えるきっかけになります。
新たな自分に出会える可能性があります。

好きな仕事を行いつつも様々な経験を通して、より充実した人生を目指しましょう!

資産を取り崩し始める

資産を減らすタイミングを決めよう

人生の楽しみを後回しにしすぎて後悔しないように、
資産を取り崩すタイミングを見極めることが重要です。

最低限度の生活費をのぞき、余った純資産をいつ取り崩すべきか。
それは経験から多くの楽しみを引き出せる、体力があるうちに始めるべきです。

具体的には45歳~60歳がおすすめです。
人生を最適化するよう金を使う場合、大半の人は45歳~60歳のあいだに資産がピークに達します。

この範囲から外れると、人生の充実度を最大限に高めるのは難しくなります。
つまり、経験のために金を十分に使いきれなくなってしまうのです。

あなたが考えているより、老後に金はかからない


一般的に支出は中年期より高齢期の方が少なくなります。
実際の老後生活で必要になる金は、世間一般で言われるものよりも少なくすむのです。

老後では退職前の8割強の生活費が必要だと言われますが、
70代や80代は体力も衰え「やりたいこと」も限られてきます。

老後のために過度に貯蓄するのではなく、金をもっと早い段階で有効に活用することを計画すべきなのです。

さあ、金を使いはじめよう

60歳になる前に資産を使い果たすべきだとは言っていません。
老後に備えなければいけないのは事実です。

ただ、過ぎ去った時間は戻らない。
全てを先送りにせず今しかできない経験をする機会を逃さないことも意識しましょう。

まずは残りの人生を生きるために必要な資金を計算しましょう。
具体的には「毎年の生活費×残りの年数」の70%を推奨しています。
その額を確保できたら積極的に金を使い始めましょう。

そして資産を取り崩すタイミングはやりたいことを見直すのにふさわしいタイミングです。
中年になると、人は自分が好きだったことを忘れがち。
今一度、自分が本当にやりたいことを見つめ直し実行しましょう!

『DIE WITH ZERO』|まとめ

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「ゼロで死ね」
なかなか刺激的な内容だったのではないでしょうか。

私も「経験」に対する価値や考え方を改めることになりました。
人生は、良くも悪くも全て経験。
平凡で我慢する人生よりも、自分の好きなことを通して充実した人生が一番です。

ただ、貯金が「不安」を軽減し心に余裕をもたらすのも事実。
そのバランスをふまえ、若いうちから多くの経験をしたいと思いました。

人生の価値観が変わるきっかけになる1冊です!
ぜひ読んでみてください!

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